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りんご選び、甘いだけじゃもの足りないときありませんか?
「最近のりんごって甘いけど、なんだか味が単調…」
「アップルパイを作っても、香りがいまひとつ」
「ふるさと納税で“通っぽい”りんごを選びたい」
そんな風に思ったことはありませんか?
もしピンときたなら、「紅玉(こうぎょく)」がおすすめです。
しっかりした酸味、香り、煮崩れにくさ。昔ながらの味わいが詰まった、料理好きにも人気のりんごです。
紅玉ってどんなりんご?
紅玉は、明治初期にアメリカから日本に渡ってきた品種で、英名は「ジョナサン」。
他にも「千成(せんなり)」や「満紅(まんこう)」という別名でも親しまれてきました。
- 小ぶりで真っ赤な見た目
- しっかりした酸味と香り高さ
- 火を通しても崩れにくく、調理に最適
知るほどおもしろい、紅玉の家系図
紅玉は、ただの“昔のりんご”ではありません。
実は、たくさんの人気品種の「親」としても活躍してきた、いわばりんご界の名家のルーツです。

- 「紅玉」×「ゴールデンデリシャス」 → 早生(わせ)代表の「つがる」
- 「紅玉」×「ゴールデンデリシャス」 → 国内生産量第4位の「ジョナゴールド」
- 群馬生まれの「あかぎ」、小ぶりで酸味が魅力の「あかね」も、紅玉の子ども。
- さらに孫やひ孫には、「さんさ」や「夏明」などの品種もあります。
どの品種も、紅玉から受け継いだ緻密な果肉、キリッとした酸味、そして早めの収穫時期といった特徴が活きているのがわかります。
紅玉は、いまのりんごたちの“味の原点”とも言える存在です。
なぜ選ばれてる?紅玉の魅力とは
加熱しても風味が飛ばない
紅玉が料理やお菓子作りに向いているのは、加熱しても香りや酸味がしっかり残るから。
- アップルパイ:バターやシナモンとの相性抜群
- ジャムやコンポート:甘さと酸味のバランスがよく保存も効く
- 焼きりんご:中心まで味が染みるのに果肉はしっかり
どう使う?シンプルなレシピでもおいしい
■ 皮ごと薄くスライスして、トーストにのせるだけ
蜂蜜やシナモンをかければ、立派なモーニングに。
■ 小さめにカットしてヨーグルトにトッピング
甘みと酸味のバランスが、朝の目覚めにぴったり。
もちろん、そのままでもしっかりとした味わいが楽しめます。
紅玉はどこで買える?ふるさと納税でお得に楽しもう
紅玉は、近所のスーパーで見かけることもありますが、出回る時期がとても短く、すぐに売り切れてしまうことも。
確実に手に入れたいなら、通販やふるさと納税を活用するのがおすすめです。
ネットなら、収穫したての新鮮な紅玉や、贈り物にも使える高品質なものが選べるのが魅力。
生産者から直送されることも多く、スーパーにはなかなか並ばないレベルのものが届くこともあります。
\秋だけの味覚、早めにチェック!/
※紅玉は9〜11月ごろが旬です。時期を逃さないようご注意ください。
ちなみに、銀座にある長野県のアンテナショップ 銀座NAGANO で紅玉を見かけたこともあります。
時期によって並ばないこともありますが、近くに立ち寄った際はぜひのぞいてみてください。
こんな人におすすめです
- 甘すぎる果物はちょっと苦手という方
- 手作りジャムやお菓子作りが好きな方
- 素材にも“背景”や“ストーリー”を求める方
まとめ|懐かしくて、新しい。紅玉があるだけで料理が楽しくなる
「紅玉」は、懐かしさと料理の楽しさを思い出させてくれるりんご。
派手さはないけれど、料理好き・素材好きにこそ届いてほしい一品です。
食卓の名脇役として、一度取り入れてみませんか?