今日は、5月に食べて飲んだものをUP。だいぶ暑くなってきた頃に、すっきりおいしい岡崎酒造の「信州亀齢 ひとごこち 純米吟醸」を飲みました。なんと歩いて行かれる範囲の酒屋さんで発見。即購入です。
信州亀齢 ひとごこち 純米吟醸
こちら、岡崎酒造さんは、上田市の酒蔵さん。上田駅から15分ほど、上田城からもほど近い、上田市街地の「柳町」にお店があります。上田市街地は城下町ならでは、区画によって「〜町」と呼ばれているんですね。鷹匠町とか、かっこいい。住所的には上田市中央だったりしますが、案内板や信号表示に、記載されています。
柳町は、北国街道の宿場町を色濃く残した、昔ながらの建物が集まる通りです。こちらは、何年か前の写真ですが。柳町は名前の通り、柳の並木が植わっていて、風になびくとてもきれいな通りでした。建物は昔ながらの佇まいを残し、道の両側を流れる水路にも、きれいな水が流れています。
岡崎酒造さんは、その中ほどに位置しています。周りには、天然酵母パンで有名な「ルヴァン」さんや、おそばの「おお西」さん、お味噌の「武田味噌」さんなど、すてきなお店が軒を連ねます。
店内では、たくさんの日本酒が迎えてくれます。布製の日本酒バッグに入ったお酒や、ミニボトルのセットなどもありました。試飲もできるようです。
また、こちら漫画家のおかざき真里先生のご実家とのこと。以前行った時は、単行本も置かれていました。大好きな漫画家さんなんですが、草木の濃厚な描写や空気感は、この場所の自然の影響もあるのかなと、真夏の大迫力の草花と蝉の声の中で思いました。
さて、今回の亀齢は長野県産「ひとごこち」の純米吟醸です。「ひとごこち」は、長野県生まれの酒米で、美山錦より心白と呼ばれるお米の中心部の白い部分が出やすいんだとか。
亀齢は、他にも主に「山田錦」や「美山錦」で作られていますが、見分け方は、大きくは表ラベルの線の色かと。今回はひとごこちの純米吟醸で、水色のライン。山田錦の亀齢は金色、美山錦の亀齢は赤色となっています。（例外もあり）
また、他にも限定品で、「山恵錦」や「金紋錦」、棚田の「ひとごこち」で作ったお酒もあるんだとか。飲んでみたいです！
大吟醸や純米大吟醸もありますが、お値段が倍以上になったりしますので、、普段使いには純米吟醸かと。逆に、大吟醸たちはスペシャル感がありますので、お贈り物にぴったりだと思います。名前も「亀齢」と、すごくおめでたいので！ラベルも亀でかわいいんです。すてきな筒型の箱入りもありました。
寛文5年（1665年）創業。
商品ラベルより
長野県の東部に位置する上田にて、
菅平水系の良質な水を使い、
丹精込めて少量を醸しています。
さわやかな香りで、軽快な口当たりと
キレの良さが特徴です。
蔵人の思いを込めた「信州亀齢」を
お楽しみください。
杜氏 岡崎美都里
注いでみると、透明度が強いです。香りは、少しフルーティー。純米吟醸ですが、大吟醸のようないい香りが少しします。
口にしてみると、うん！爽やか。暑くなってきた季節にぴったりの、爽やかでおいしい水の味がスッと通り抜けます。そして、少しシュワっとします。グラスに泡も出ていたので、やはり微発泡なのでしょうか。なおさら爽やかでありがたいです。そして最後には、やはり亀齢のしっかりとしたキレがきます。グッと引き締めてくれます。大満足のおいしい日本酒です。
食事は、本日はStayHomeセットの産直応援海産物で。亀齢は、お蕎麦や焼き魚に合うと思います。また、食中酒としても、ぴったりだと思います。
最初は爽やかでおいしい水みたいだったのに、本当に不思議。最後は昔ながらのしっかりしたお酒の味がよぎり、満足感いっぱいです。懐かしささえ感じます。これからの季節、楽しんでいきたいお酒でもあります。また、酒屋さんに入らないかな。楽しみにしたいと思います！
情報
信州亀齢 ひとごこち 純米吟醸
品名：日本酒
内容量：720ml
原材料名：米・米麹
使用米名：長野県産 ひとごこち
精米歩合：55%
アルコール分：16度
製造年月：2020.4
蔵元出荷年月：2020.5
製造者：岡崎酒造株式会社 長野県上田市中央4-7-33
TEL：0268-22-0149
お酒は二十歳になってから、美味しく適量を。
お店ウェブサイト：http://www.ueda.ne.jp/~okazaki/
（販売店については、メールでの問い合わせが可能だそうです）
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