とってもきれいな本格おもち あらゝ木の天保の九増兵衛餅

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

先日届いた銀座NAGANO「しあわせお届け便」。届いた品物を少しずつ、ありがたく楽しんでいます。本日は何とも気になる名前、あらゝ木の「天保の九増兵衛餅(くぞうべえもち)」をいただきます。

天保の九増兵衛餅(くぞうべえもち)

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

こちら、天保の九増兵衛餅「くぞうべえもち」と読みます。作っているのは、蓼科の「天保の九増兵衛餅本舗 あらゝ木」さん。ビーナスライン沿い、バラクライングリッシュガーデンから少し行ったところ、蓼科湖の前にあるお店です。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

気になる名前ですが、天保10年に蓼科温泉を開いた矢崎喜惚次(きそうじ)さんが、湯治客に振る舞ったお餅にちなんでいるそうです。
諏訪藩主のご家老が、蓼科温泉の素晴らしい薬効を「薬九増倍」と評して、喜惚次さんに「九増兵衛(くぞうべえ)」という名前を贈ったとか。喜惚次さん(九増兵衛さん)が、それに喜んで湯治客に振る舞ったお餅が由来だそうです。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

お餅の種類は、常時4種類。春のよもぎ、夏のシソ(今は春限定のさくらになっています)、秋の栗、冬のくるみ、四季の味がギュギュっと楽しめます。こちらは、一個ずつの詰め合わせですが、本店では、各味が箱入りで楽しめたと思います。また、本店の箱は諏訪出身の画家である原田泰治さんのイラスト入り。贈り物としても最適な品物です。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

紙の包みを開いてみると、四角いお餅が現れます。厚紙のケースに入っていて、持ち運びにも安心です。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

四つの味を並べてみると、これまた壮観。それぞれの自然の色味が美しい…お餅の表面には、これまた特産の氷餅が。きらきら輝いて、本当にきれいなお餅です。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

切ってみると、中までしっかり各味の色味です。中はもっちりしっとりしていますが、周りの氷餅のおかげで、持っても手にはつきません。氷餅は、乾燥防止にもなっているんじゃないかと。本当に特産を活かした技術だなと、惚れ惚れしてしまいます。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

食べてみると、おいしい!これはおいしい!どれも甘いお餅なんですが、お餅自体の味もしっかりしながら、くるみや栗といったそれぞれの風味も楽しめます。

くるみ(左)は、くるみの味が濃い!くるみ自体がお餅にしっかり練りこまれています。さらに、くるみの粒も少し入っていて、食感もうれしいです。香ばしくて、おいしい!

さくら(右)は、香りが楽しめます。桜のいいかおり!粒あんも入っていて、甘くておいしいです。さくらとあんこの組み合わせは最高です。

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

よもぎ(左)は、甘いお餅なんですが、よもぎの渋い風味もしっかりします。色も濃い!たっぷり入っているんだろうなと、満足の一品です。

栗(右)は、栗の粒々がたくさん入っています。思った以上に栗!黄色くて淡いので、油断していましたが、栗のしっかり濃い味がします。おいしい!

あらゝ木「天保の九増兵衛餅」

どのお餅も、ちょうどいい甘さで中身が引き立っていました。どれも、おいしい!しっかり味のお餅がおいしいです。甘くて、各味の風味がしっかりするんですが、しっかりお餅なんです。もっちもち。お菓子だと思って油断してました、しっかりお餅でした。飲み物は緑茶やほうじ茶が合いそうです。それぞれの味を切り替える時にも、ぜひ一杯。

こちらは、オンライン販売もなさそうで、SAなどでも見かけないそうです。本店に行かないと食べられない貴重なお餅。落ち着いたら、ビーナスラインをドライブしながら、ぜひ食べに行きたいと思いました。ごちそう様でした!

情報

名称:蓼科温泉銘菓
品名:天保の九増兵衛餅(くぞうべえもち)
内容量:4ヶ入
原材料名:各種共通:もち米(国産米100%)、砂糖、小麦粉
くるみ餅:やまくるみ、味噌(大豆、米、食塩)
栗餅:栗甘露煮、マロンペースト(無漂白)
よもぎ餅:ヨモギ乾燥粉末、小豆、食塩
さくら餅:桜葉塩漬、焼ミョウバン、小豆(11月〜7月調整期間)
賞味期限:(購入時、3週間ほどでした)
保存方法:高温・多湿の時は、要冷蔵し常温に戻してご賞味下さい
製造者:有限会社 あらゝ木 長野県茅野市北山(蓼科)4035番地
TEL:0266-67-2736
※品質には万全を期して居りますが万一異常の場合は弊社負担にてお取替え致しますのでご返送下さい。

お店紹介サイト:https://www.tateshina.ne.jp/shopping/kuzoube.html

※記載の情報はページ公開時点のものです。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする