長野県のご当地パン『牛乳パン』。
分厚いパンの間に、ミルククリームが挟まっていて、優しい甘さ、うれしいボリューム感。長野県内には、パン屋ごとにいくつもの牛乳パンが存在し、長野の人は、誰もが胸にマイベスト牛乳パンを秘めているとか…
今回は、そんな牛乳パンの中から、南佐久郡小海町『高原のパンやさん』の牛乳パンを食べてみます。
高原のパンやさんの牛乳パン
さわやかな白の柄に青文字のパッケージ。
牛乳パンは、白い袋に紺色で文字やイラストが描いてあるパッケージが多いですが、こちらは透明なパッケージが特徴的。透明だと中身が見えてどういうパンなのか一目でわかります。
確か『塩川ベーカリー』や『モンドウル田村屋』の牛乳パンのパッケージも、透明でパンが見えていたので、佐久や小海といった東信地方のスタンダードなのかもしれません。
『高原のパンやさん』は長野県南佐久郡小海町のパン屋さん。小諸や佐久から八ヶ岳の麓を通って清里や小淵沢を結ぶ「小海線」(八ヶ岳高原線とも)の線路沿い、松原湖の近くにあるパン屋さんです。昔は(今も?)小海線で八ヶ岳山麓の高原に毎朝パンを運んでいたといいますし、まさに高原のパン屋さんです。
実は今回は、都内の長野県アンテナショップ『銀座NAGANO』で購入しました。
こちらのパン屋さん、アンテナショップで他にも、「ごはんパン」「ワインブレッド」「花豆あんぱん」「もっちりやま」など、色々なパンが紹介されていました。そして、どれもおいしい!!めちゃめちゃおいしかったです。ごはんパンのカレー味なんて、あっためたらカレーライスでした。もっちりやまもたまらないし…もう、どれを食べようか迷ってしまう、すごいパン屋さんです。
実際にお店も行ってみましたが、早朝にも関わらず、たくさんのお客さんで賑わっていました。焼きたてのもっちりやまを一斤購入して、近くのきたやつハムさんのロースハムとサンドイッチに。最高の朝食になりました。
さあ、それでは高原のパン屋さんの牛乳パンを開封!
開けるだけで、い〜い香りが漂います。
焼き色は薄め、持つとパンはしっとり吸い付くようです。
ボリュームもしっかり。たっぷり。
断面から見ても、真っ白な薄めのクリーム。パンはきめ細かくやわらかです。
厚みも比較的控えめ(これでも控えめ!)で、口に入れやすいサイズ。
口に運ぶと、パンがしっとり、噛むとぎゅっとなると同時に、甘い香りもふわっと広がります。パン自体も甘くておいしい。
クリームは、シャリシャリと砂糖の感触がして珍しい。これがまたおいしい。
飲み物はいらないくらいしっとりしていますが、クリームのシャリシャリ感には、ホットコーヒーも合いそうです。また、パンの乾きを潤すのとは別の目的で、ジュースも合いそうです。100%のぶどうジュースとか、素敵。一緒に飲みたい。より潤いたい。
甘くてしっとりいい匂いのパンに、薄めシャリシャリ存在感あるクリーム。
しつこさはゼロで、とにかくおいしい、とまらない牛乳パンです。毎日でも食べられます。ほんとおいしい、牛乳パンの中で、個人的に一番好きかもと思いました。
トーストしてみる
せっかくなので、半分はトーストしてみます。
甘くてい〜い匂いがただよったところで、口に運ぶと…クリームがじゅわっ!甘くてとろけておいしい!シュガートーストみたい!パン生地もしっとりさはそのまま、上の茶色いところだけパリパリ香ばしくなっていて、最高です。
おいしいな〜これおいしいな〜
あたたかいしっとりパンとか、いいよね。こんがりアクセントもありで。シャクシャクと数秒で食べてしまいそうな、おいしい結果になりました。
これは、トーストありです。おすすめです。
まとめ
高原のパン屋さんの牛乳パン(南佐久郡小海町)
・さわやかな白柄に青文字のパッケージ
・高原のパンやさんのパンはどれもおいしい!
・しっとりパンにシャリッと個性派クリーム。匂いまで甘くておいしい。最高。
・そのままはもちろん、トーストもおすすめ!
・おすすめの飲み物:コーヒー、100%果汁ジュース
・都内でも銀座NAGANOで入手可能(2018年6月時点)
情報
品名:牛乳パン
名称:菓子パン
原材料名:小麦粉、砂糖、卵、マーガリン、牛乳、脱脂粉乳、イースト、塩、乳化剤、乳酸、バタークリーム
保存方法:直射日光高温多湿をさけ、お早めにお召し上がりください。
製造者:(有)高原のパンやさん 長野県南佐久郡小海町大字豊里2098-1
TEL:0267-92-2121
お店ウェブサイト:https://www.kougennopanyasan.com
オンラインショップ:https://www.kougennopanyasan.com/オンラインショップ/
・高原のパンやさん
(小海線沿い。清里まで行きたくなります)
・今回の購入場所:銀座NAGANO
※銀座NAGANOの牛乳パンは、複数メーカーから日替わりで入荷されているため、今回のパンが常時あるとは限らないとのことです。また、夏場はクリームが溶けやすいことなどから、牛乳パン自体の取り扱いをしないようです。ご注意ください!