クリームうま!モンパルノの牛乳パン

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長野県のご当地パン『牛乳パン』。
分厚いパンの間に、ミルククリームが挟まっていて、優しい甘さ、うれしいボリューム感。長野県内には、パン屋ごとにいくつもの牛乳パンが存在し、長野の人は、誰もが胸にマイベスト牛乳パンを秘めているとか…

今回は、そんな牛乳パンの中から、上伊那郡宮田村『モンパルノ』の牛乳パンをいただきます。

モンパルノの牛乳パン

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(ベビーとママの…??)

レトロかわいいパッケージ!もう、絵が!文字が!
牛乳パンは、白い袋に紺色で文字やイラストが描いてあるパッケージが多いですが、ここも牛乳パンイラストの元祖といわれる『かねまるパン』に倣ったスタイルに見受けられます。

お母さんと子どもが描かれているのも、ちょっと謎のキャッチコピーも、きっと牛乳がたくさん使われていて、ボリューム満点の牛乳パンのこと。「これを食べて元気に大きくおなり…」という子どもたちへの愛情の表れかも。ほっこりします。

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(宮田村は、諏訪より南、伊那と駒ヶ根の間)

『モンパルノ』は長野県上伊那の宮田村のパン屋さん。
実は今回は、都内の長野県アンテナショップ『銀座NAGANO』で購入しました。

都内で牛乳パンが食べられるなんて!アンテナショップありがとうございます。自分で行くと、片道4時間かかるのに…(GoogleMap調べ)でも、宮田村へは新宿からバス一本で行かれるんですね。飯田行きのバスに乗って、途中で降りればいいんだとか。いつか、のんびり行ってみたいところです。

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(シンプルな材料)

パッケージ裏面には、各種情報のシールが。思った以上にシンプルな原材料。これはママもベビーに安心かも。クリームはバタークリームだそうです。牛乳は?!…きっとクリームやマーガリンに入ってますものね、ですよね。

お店のURLも載ってまして、のぞいてみると、1950年創業。ということは、もう70年近く。元は田口屋さんといったんですかね?日曜と祝日の月曜がお休みと。行くときは気をつけようと思いました。

さあ、パッケージも堪能したところで、開けてみます。モンパルノの牛乳パンとご対面!

milk-bread-montparno(ドーン)

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(ドドーン)

こんがり焼けたパンの間に、真っ白なクリーム。ほのかに甘い匂いがして、おいしそう。パッと見た感じクリームは意外と少なめなのかなと思いきや、

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(真ん中から切ってみました)

中にはたっぷりのクリームが。下手したら、パン生地とクリームが同じくらいの厚さです。

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(厚さは5.5cm!)

クリームは真っ白、パンは上下こんがり焼き色で、生地自体は空気多めの軽やかタイプ。

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口に運ぶと、もはや口に入り切らない幸せの厚み!一口頬張るとクリームがうま!存在感!生クリームに近い感じ?パンもふわふわのもしゃもしゃ系。パンの表面の香ばしさが、なめらかなクリームの甘さと絶妙に混ざり合います。これはおいしい、パクパクいけます。

そして、牛乳が欲しくなる味。コーヒーよりも牛乳をごくごくいきたくなります。きっと、同じく長野県のオブセ牛乳なんか最高だと思います。パンが香ばしい系なので、飲み物はあった方がうれしいかも。

気がつくと一気に、半分ほど食べていました。が、さすがに1つ一気喰いは(年齢的にも)きつい。しかし、そこがまたいい。食べきれないくらいのボリュームで、お得感満載の牛乳パン。

次回は中のクリームにイチゴジャムとかあんずジャムとか挟んで、味変して食べたいとも思いました。果物ジャム(しかも甘酸っぱい系)と絶妙に合いそうなクリーム。パンにジャムをのせるのではなく、クリームのところに挟み込みたい。そうすれば、丸々一個ペロリと食べてしまいそう…

トーストしてみる

せっかくなので、残りはトーストしてみます。

milk-bread-montparno(そっと網に乗せて、3分ほど焼いてみる)

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(ちょっと焦げ気味…1分くらいでよかったかも)

トースターで3分焼いてみたところ、少し焦げ気味。もう少し短い方がよかったかも…しかし、取り出した瞬間から、い〜いかおり!甘い香りと、香ばしいかおりで幸せになります。手で持つと、流れ落ちるクリーム!口に入れるとカリカリ!ジュ!生地が!パンが!甘くてカリカリでおいしい。ふわふわのパンが焼けてカリカリに。

焼く前には、クリームのおいしさ、甘さに意識がいっていたけれど、焼くと、パン生地も甘くてものすごくおいしいことに気づきます。パンとクリームの境目も混ざり合ってしあわせ。バタークリームだからか、バタートーストのような。そして溢れ出るとろけたクリーム。食べる際は、お皿が必須です。

パンのカリカリ感がおいしすぎるので、もうパン生地だけトースト用に売って欲しい。贅沢なホテルブレッドといった感じ…トーストしてよかった!

冷蔵してみる

トーストの次は、せっかくなので、冷蔵も試してみます。ラップして冷蔵庫に入れて半日程度。

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(見た目は、クリーム部分の質感が少し変わった程度)

これは…正解!クリームが締まった感じ。しかもパンの甘みが、すごく感じられる。クリームも落ち着いて、全体的にちょっとしっとり?これは、食べ切らずに冷蔵庫保存、ありです。とにかく、パンがおいしい!

冷凍してみる

冷蔵したので、冷凍も試してみます。ラップして冷凍庫に入れて半日程度。

milk-bread-montparno(これも、クリーム部分が硬くなってます)

これは、正直…微妙。パン屋さんごめんなさい。試した私がいけませんでした。要は冷凍のパンをそのまま食べるか?ということかも。少しパサついてしまうので、これを再度トーストすると、おいしさが蘇るのかと思います。

まとめ

モンパルノの牛乳パン(上伊那宮田村)
・パッケージがレトロかわいい!
・分厚いクリームたっぷりで食べ応えあり
・生クリームのような真っ白なクリームに、こんがりもしゃもしゃ系パン
・そのままはもちろん、トーストや冷蔵もおすすめ
・おすすめの飲み物:牛乳
・都内でも銀座NAGANOで入手可能(2018年6月時点)

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(ごちそうさまでした!)

情報

品名:牛乳パン
原材料名:小麦粉、砂糖、マーガリン、鶏卵、食塩、イースト、バタークリーム
製造者:(有)モンパルノ 長野県上伊那郡宮田村北町138
TEL:0265-85-2076
URL:

お店ウェブサイト:http://www.montparno.com

・モンパルノ

・今回の購入場所:銀座NAGANO

※銀座NAGANOの牛乳パンは、たくさんのパン屋さんから日替わりで入荷されているため、今回のパンが常時あるとは限らないとのこと。また、夏場はクリームが溶けやすいことなどから、牛乳パン自体の取り扱いをしないようです。ご注意ください!

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