長野県のご当地パン『牛乳パン』。
分厚いパンの間に、ミルククリームが挟まっていて、優しい甘さ、うれしいボリューム感。長野県内には、パン屋ごとにいくつもの牛乳パンが存在し、長野の人は、誰もが胸にマイベスト牛乳パンを秘めているとか…
今回は、そんな牛乳パンの中から、木曽福島『かねまるパン店』のコーヒー牛乳パンをいただきます。
かねまるパン店のコーヒー牛乳パン
元祖牛乳パンのかねまるパン店さんは、コーヒー牛乳パンもレトロでかわいいパッケージ!牛乳パンと同じ絵柄ですが、こちらは茶色の袋。そして三角形の個性的な形です。
今回は長野県のアンテナショップ『銀座NAGANO』で購入しました。もちろん、かねまるパン店の牛乳パンと並んでいまして、迷わず両方購入。2つとも入れた袋はなかなかのボリューム。四角と三角、白と茶色のコントラストは、見ていてわくわくしてきます。
製造は木曽福島の『かねまるパン店』。昭和27年創業の老舗パンやさんです。牛乳パンのパッケージといえば、白い袋に紺字でかわいらしいイラストが定番ですが、このイラストはこちらのお店が発祥とのこと。
原材料も、添加物は見当たらずシンプルでありがたい安心の手造りパンです。お店もレトロで素敵な昔ながらの街のパン屋さんのようで、いつか絶対に行ってみたいです。
開封してみると、本当に三角形。
きれいなまでに三角で尖ってます。牛乳パンって本当にカットされて作られているんだ…と感じさせてくれる形。
断面はこんな感じ。パンは表面はいい色で香ばしそう。中は空気多めでふわふわ柔らかそうです。
厚さはたっぷり6cm!
コーヒー色のクリームは、所々濃い色になっていて、なんとも期待が高まります。
食べてみると、ほっほろ苦!コーヒーの苦味がしっかりしている、大人の味!あれ、でも食べてくと、砂糖の甘みもあるような…?だんだん甘く感じるから不思議。おいしい。すごくおいしい。
パンは普通の牛乳パンと同じく、やわらかふわふわ系。コーヒークリームはほろ苦。でもなめらかで、パンに絡む。噛むと甘めのパンとほろ苦クリームが口の中でいい塩梅に!甘すぎないので、いくらでもいけちゃうかも…飽きない味です。甘すぎるのが苦手な人でも楽しめそうです。
トーストもしてみたけれども、これはそのままの方がおいしいかも。
焼くと食感はカリカリおいしいけれど、コーヒーのほろ苦に、トーストの香ばし苦が加わって…クリーム自体焦げたのかと、頭が混乱してる…??苦い固まりを生み出してしまった…パン屋さんごめんなさい…
そのままでコーヒー感が強いので、牛乳と合わせると、ちょうどコーヒー牛乳感が出ていいかと思いました。とにかくおいしい。おいしい苦味でしつこくない、ぺろっと食べ切れてしまう牛乳パンでした。
(ごちそうさまでした!)
情報
品名:コーヒー牛乳パン
原材料名:小麦粉、砂糖、マーガリン、食塩、イースト、コーヒー、ブランデー、ラム酒、ショートニング
製造者:パン・ケーキ手造りの店 かねまる 長野県木曽郡木曽町福島5354
TEL:0264-22-2437
お店紹介サイト:https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1020884
※記載の情報はページ公開時点のものです。
・かねまるパン店
・今回の購入場所:銀座NAGANO
※銀座NAGANOの牛乳パンは、たくさんのパン屋さんから日替わりで入荷されているため、今回のパンが常時あるとは限らないとのこと。また、夏場はクリームが溶けやすいことなどから、牛乳パン自体の取り扱いをしないようです。ご注意ください!