3月に入って、桜の開花が待ち遠しい今日この頃。お店は、華やかな桜のお菓子でいっぱいですね。目にも華やか、和菓子に洋菓子、どれにしようか迷ってしまいます。そんな中見つけた、ちょっと不思議な見た目のこのお菓子。
本日は田月の「桜のあしあと」をいただきます。
桜のあしあと
こちら「信州飯田の菓房 田月」さんは、長野県飯田市のお菓子屋さん。大正6年創業という老舗のお菓子屋さんです。看板商品の「初ゆめ」は、なんと地元の茄子の砂糖漬けだとか!他にも赤飯饅頭やりんごパイなど、幅広く作られています。春は桜のお菓子、秋は栗のお菓子、夏は水まんじゅうなんかもありまして、季節感いっぱいの素敵なお店です。
「桜のあしあと」ということで、どんなお菓子なのか想像が膨らみます。外見はちょっとパンっぽくも見えるんですよね。形的には、おまんじゅうなのかな?とも思ったり。材料を見るとバターや蜂蜜が使われているので、洋菓子っぽいのかな、とか。でも餅粉とあるので、やっぱりおまんじゅうなのかなと思ったり。これはもう、食べてみるしかないでしょう!となりました。
取り出すと、しっとりとしたパンのような感触。相当しっとりしていて、気持ちいいです。パンよりも繊細そうなので、持ち歩く時は、押したり潰したりしないように気をつけようと思いました。
上には桜の花がちょこんと。周りの白ごまも、散っていく花びらを連想させて、なんともきれいな外観です。
厚みはしっかりあります。ふっくらおまんじゅうな感じ。
切って見ると、ほのかに桜色のあんこがたっぷり。なんとも、きれいな色味。生地の断面は、気泡も見えるので、少しフカフカしてるのかなと思われます。
口に運んでみると、あれ?なにこれ?ちょっと、あんパン的なものを想像してたんですが、全然違う!おいしい!
バターの風味がしっかりしていて、ものすごくおいしいです。生地もしっとりもっちりしていて、パンではないですが、おまんじゅうとも違います。おいしい焼き菓子?ちょっと洋菓子みたい。餡も桜の風味がうれしい。さらりとした、こしあんです。上にのった桜の花も、飾りだけでなく、味のいい引き締めになってます。
飲み物は、バター風味にぴったりなコーヒーで。桜餡には、濃いめの緑茶も合いそうだと思いました。
洋菓子とも和菓子とも、うまく言えませんが、おいしいことは間違いありません。想像を裏切られる食感も、いい感じ。桜の風味も、強すぎず弱すぎず、いい塩梅で、「桜のあしあと」を感じられるお菓子でした。早く春よ来い来い。
情報
商品名:桜のあしあと
名称:焼菓子
原材料名:小麦粉、砂糖、卵、小豆、バター、餅粉、植物油脂(原材料一部に大豆含)水飴、蜂蜜、桜花、胡麻、塩、加工でんぷん、トレハロース
内容量:1個
賞味期限:(購入時、1週間ほどでした)
保存方法:高温多湿、直射日光を避けてください
製造者:有限会社 田月 長野県飯田市伝馬町1丁目41番地
TEL:0265-22-1378
賞味期限にかかわらず、開封後はお早めにお召し上がりください。
お店ウェブサイト:http://www.ringo-pie.jp
オンラインショップ:http://www.ringo-pie.jp/products/list.php
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