桜が開花したので 双松庵唯七の桜じょうよ饅頭

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

暖かい日が続いた3月上旬。今日はついに近所の桜が開花しました。鳥の落とした花びらを、いくつかだけ拝借して、この日の為に買っておいた、桜のお菓子を開けてみたいと思います。
本日は飯田市の双松庵唯七(そうしょうあんただしち)「桜じょうよ饅頭」をいただきます。

桜じょうよ饅頭

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

きれいに透ける和紙は金銀の箔入り。高級感のあるしっかりとした臙脂色の箱を開けると、桜色のおまんじゅうがころころと3個。桜の花がのっていて、うれしくなります。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

じょうよ饅頭ということで「じょうよ粉」で作られています。こちらは、うるち米を乾燥させて粉にした上新粉を、さらに細かくしたもの。上新粉で作るより、しっとり柔らかくなるそうです。山芋は、フリーズドライにした粉末である「山いも粉」を利用。桜の葉の塩漬けは、餡にでしょうか。さすが長野県、名産品の寒天も使われています。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

「双松庵唯七(そうしょうあんただしち)」は、長野県飯田市の老舗食品メーカー「戸田屋」の高級和菓子ブランド。現社長の曽祖父様の遺徳を偲び、その俳号「双松庵」と、ご本名「唯七」から、名付けられたそうです。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

なんと戸田屋は寛永5年(1628年)創業。製菓原料の販売から半生菓子の企画・開発まで、幅広い事業を手掛けているそうです。スーパーやコンビニで見かける和菓子の詰め合わせも、裏返して見ると戸田屋ということも多くてびっくりします。「双松庵唯七」はその中で、2005年に高級和菓子の通信販売専用ブランドして立ち上げられたそうです。
そんな歴史や経緯もあってか、通販サイトもしっかりしていて、ありがたいことこの上ありません。和菓子の「唯七」と別に、市田柿の「柿八」という通販サイトもありまして、こちらも気になる。おかげさまで、遠方にいながらにして、長野県の美味しいものをこうして楽しむことができます。ありがとうございます。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

きんつばもそうでしたが、じょうよ饅頭もうれしい個別包装。毎日1つづつ楽しめます。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

丸いフォルムに、なんともきれいな桜色。てっぺんに桜が一輪のって、これまたきれい。ついつい眺めてしまいます。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

よくよく見ると、表面には少しの凹凸が。人間が丁寧に、丸く丸くきれいに作ってくれたんだろうなぁと考えると、ありがたくなります。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

横から見ても。ふっくらとした、きれいな形です。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

切って見ると、濃い桜色の餡がしっかり。刻んだ桜葉も伺えます。この時点でもう桜のいい香り、ふわっと広がる春の香りにうれしくなります。

口に運んでみると、桜の風味がたっぷり!皮もしっとりおいしい!さすがじょうよ饅頭。
餡に練り込まれた桜の葉から、桜の香りと風味がたっぷりします。塩漬けのせいか、餡は甘じょっぱい。甘すぎず、すっきり食べられて、これはいい塩梅。上にのっている桜花も塩漬けでした。全体的にすっきり食べられる印象です。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」

飲み物は、緑茶や抹茶はもちろんですが、すっきりしているので、案外紅茶や緑茶は薄めでも合いそうです。桜を見ながら、暖かいお茶とゆっくり食べたい…本当に桜色のきれいな、幸せになるお菓子でした。

双松庵唯七「桜じょうよ饅頭」
(ごちそうさまでした!)

情報

品名:桜じょうよ饅頭
名称:菓子
原材料名:砂糖、白生あん、じょうよ粉、桜花塩漬、山いも粉、桜葉塩漬、寒天、麦芽糖、トレハロース、膨張剤、着色料(コチニール、クチナシ)、ミョウバン(原材料の一部に小麦を含む)
内容量:3個
賞味期限:(購入時、一週間ほどでした)
保存方法:直射日光、高温多湿をお避けください。
製造者:双松庵唯七 株式会社戸田屋 長野県飯田市松尾上溝2910-28
TEL:0265-56-0630
本品製造工場では卵、乳、そばを含む製品を生産しています。開封後は賞味期限に関わらずすみやかにお召し上がりください。

お店ウェブサイト:http://www.todayanet.com
オンラインショップ:https://www.tadashichi.com

※記載の情報はページ公開時点のものです。

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